[29日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーと独ビオンテックは29日、新たに新型コロナウイルスワクチン1億0500万回分を32億ドルで供給することで米政府と合意したと発表した。
規制当局による承認待ちのオミクロン変異株に対応した改良型ワクチンの供給が含まれる。
新たな契約は1回分当たりの平均価格が30ドルを超え、米政府がファイザーとの最初の契約で支払った19.50ドルから50%超上昇した。
米政府は最大1億9500万回分を追加購入する権利も持ち、購入量は合わせて3億回分となる可能性がある。
米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は28日、今秋に行うブースター接種(追加接種)を巡り、オミクロン変異株に対応させるよう勧告した。