[6日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は6日、高水準にあるインフレ率をFRBの目標まで引き下げるため、今後の会合でさらに75ベーシスポイント(bp)の利上げを検討すべきとの見方を示した。
コロラド州で開かれたカンザス銀行協会のイベントで「先週(7月26─27日)の連邦公開市場委員会(FOMC)で私は75bpの追加利上げを支持した」と述べた上で、「インフレ率が意味のある持続的な形で一貫して低下するのを確認するまで、同程度の引き上げを検討すべき」との考えを示した。
その一方で「現在進めている金利引き上げが適切になると見込んでいるが、データや(経済)状況がどのように変化するか不透明なため、そうした情報を踏まえて必要な利上げの大きさを判断することになる」とも述べた。