[パリ 21日 ロイター] - ファストフードチェーンのKFCフランスは、仏代表キリアン・エムバペが代表のスポンサー契約に関する活動の一部に参加することを拒否したことについて、法的措置を取る可能性があるとする幹部からのコメントから距離を置く姿勢を見せた。
エムバペは代表チームと契約しているファストフードチェーンやギャンブル系企業など一部のブランドを宣伝したくないとして、20日に予定されていたチーム写真撮影とスポンサー活動への参加を拒否して。声明では「FFF(フランス・サッカー連盟)が選手との肖像権契約の変更を拒否したため、写真撮影に参加しないことにした」と述べた。
これについて、KFCフランスのアラン・ベラル副社長は、法的措置を検討していると「スポーツビジネスクラブ」のウェブサイトに語ったが、それが選手またはサッカー連盟に対してかは明言しなかった。
しかし、同社はその後、「今朝メディアで報道された言葉を遺憾に思う。これは個人的な意見で、決して会社の立場を反映したものではない」とロイターに説明した。