カルナバイオサイエンス (T:4572)は15日、TNIKキナーゼ阻害薬の共同研究をしている国立研究開発法人国立がん研究センターの山田哲司客員研究員が、第11回小林がん学術賞を受賞すると発表。
同社と同センターは2008年よりTNIKキナーゼ阻害薬の共同研究を実施している。
表彰される研究課題名は「大腸がん幹細胞の転写複合体を標的とした革新的治療薬の開発」。
山田哲司客員研究員らのグループはTNIKというリン酸化酵素が大腸がん幹細胞の増殖維持に必須である事を世界で初めて発見。
その酵素活性を強力に阻害する新規化合物を同社との産学共同研究で発見した。
この産学共同研究の成果が評価され受賞に至った。
このTNIKキナーゼ阻害薬は、抗がん剤抵抗性の進行大腸がん患者の新規治療薬として、早期に実用化されることが期待されている。
同社と同センターは2008年よりTNIKキナーゼ阻害薬の共同研究を実施している。
表彰される研究課題名は「大腸がん幹細胞の転写複合体を標的とした革新的治療薬の開発」。
山田哲司客員研究員らのグループはTNIKというリン酸化酵素が大腸がん幹細胞の増殖維持に必須である事を世界で初めて発見。
その酵素活性を強力に阻害する新規化合物を同社との産学共同研究で発見した。
この産学共同研究の成果が評価され受賞に至った。
このTNIKキナーゼ阻害薬は、抗がん剤抵抗性の進行大腸がん患者の新規治療薬として、早期に実用化されることが期待されている。