[ワシントン 15日 ロイター] - バイデン米大統領とジル夫人が15日に公開した2021年の納税申告書によると、2人の合計所得は61万0702ドル(約7730万円)で、連邦所得税の納税額は15万0439ドル、実効税率は24.6%となった。20年の合計所得は60万7336ドルだった。
慈善事業への寄付は1万7384ドル。この中には、亡くなった息子の名前を冠した被虐待児童救済のための「ボー・バイデン財団」向けの5000ドルが含まれる。
ホワイトハウスは「大統領の財務情報について国民向けに透明性を保つというバイデン氏の約束が改めて証明された」と述べた。トランプ前大統領は在任中、納税申告書の公開を拒絶していた。
ハリス副大統領夫妻も納税申告書を公開し、合計収入が165万5563ドル、連邦所得税の納税額は52万3371ドル、実効税率は31.6%と明らかになった。