風力発電設備メーカー大手の新疆金風科技(2208/HK)が急伸。
前日比6.02%高の12.68香港ドルで前場の取引を終了した。
外資大手との提携で業績拡大の期待が膨らむ。
同社は7日引け後、米アップル(AAPL/NASDAQ)と業務提携し、共同で風力発電事業を展開する計画を明らかにした。
金風科技は傘下企業を通じて保有する河南、山東、山西、雲南の風力発電会社について、権益各30%をアップルに譲渡する。
ただ、譲渡価格などの詳細は明らかにされていない。
権益の一部を譲渡するのは、南陽潤唐新能源公司(河南)、シ博潤川新能源公司(山東)、朔州市平魯区斯能風電公司(山西)、巧家天巧風電公司(雲南)の4社。
アップルへの権益譲渡後、これら4社は合弁会社となる。
金風科技は今回の提携について、会社の知名度と影響力の向上につながると期待。
同時に、傘下風力発電プラントの運転率上昇が見込めるほか、市場開拓の余地も拡大すると説明している。
香港地場ブローカーの耀才証券は、アップルがかねてより新エネルギー分野に関心を持っていたことに言及。
アップルのブランド効果により、金風科技の株価にもプラスの効果が期待できると指摘している。
なお、アップルは今年9月、企業活動に対する再生可能エネルギーの利用率100%を目指す企業組織「RE100」への参加を表明。
他の米テクノロジー企業も同様の取り組みを進めており、グーグルも6日、2017年内に自社で利用する電力を100%再生可能エネルギーに切り替える方針を発表している。
【亜州IR】
前日比6.02%高の12.68香港ドルで前場の取引を終了した。
外資大手との提携で業績拡大の期待が膨らむ。
同社は7日引け後、米アップル(AAPL/NASDAQ)と業務提携し、共同で風力発電事業を展開する計画を明らかにした。
金風科技は傘下企業を通じて保有する河南、山東、山西、雲南の風力発電会社について、権益各30%をアップルに譲渡する。
ただ、譲渡価格などの詳細は明らかにされていない。
権益の一部を譲渡するのは、南陽潤唐新能源公司(河南)、シ博潤川新能源公司(山東)、朔州市平魯区斯能風電公司(山西)、巧家天巧風電公司(雲南)の4社。
アップルへの権益譲渡後、これら4社は合弁会社となる。
金風科技は今回の提携について、会社の知名度と影響力の向上につながると期待。
同時に、傘下風力発電プラントの運転率上昇が見込めるほか、市場開拓の余地も拡大すると説明している。
香港地場ブローカーの耀才証券は、アップルがかねてより新エネルギー分野に関心を持っていたことに言及。
アップルのブランド効果により、金風科技の株価にもプラスの効果が期待できると指摘している。
なお、アップルは今年9月、企業活動に対する再生可能エネルギーの利用率100%を目指す企業組織「RE100」への参加を表明。
他の米テクノロジー企業も同様の取り組みを進めており、グーグルも6日、2017年内に自社で利用する電力を100%再生可能エネルギーに切り替える方針を発表している。
【亜州IR】