以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家兜町放浪記氏(ブログ「兜町放浪記」を運営)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2016年8月16日15時に執筆
お盆休み明けの近づく東京市場では、売買高が本日まで5日連続で20億株割れとなるなど、どっぷりと夏休みモ−ドに浸っている。
例年「夏枯れ相場」の犯人にされる夏の高校野球甲子園大会に加え、リオ・オリンピック開催期間となれば株式相場を見る目も集中力に欠けるものとなる。
夏季オリンピックの真最中だが、すっかり2020年東京オリンピックの開催祝賀ム−ドが霧散してしまっている。
特に期待される経済的効果については「お祭りム−ド」がなにより大切なはずなのに、それに水を差す動きに熱心とも思える事態が存在する。
日本オリンピック委員会(JOC)の発表によると、「公式スポンサー以外が、『オリンピック』の文字や『五輪』のマーク、これらに関連する文字などを使用して商品を販売したり、オリンピックに関係するセールを開催したりすることは知的財産権の侵害とみなされることになり、これらの無断使用・不正使用は法的にも罰せられる。
」との見解を関連業界に周知徹底している。
前半の部分は当然だ。
しかし招致・開催決定のセ−ルの掛け声ともいえる「オリンピック記念セール実施中!」「東京オリンピックを応援しよう」「祝!東京オリンピック開催決定!半額セ−ル実施中!」といったキャッチコピーを使用した催し物や広告・宣伝までも一切行ってはいけないらしい。
そうしたことに対しまったく律儀に自粛するのが、日本人の美徳ということなのだろう。
結局、オリンピック開催までに経済効果は箱物だけ、といったことではむなしく残念なことになる。
まさか兜町までが「オリンピック関連株」「オリンピック絡みの有望株」「東京五輪で恩恵を受ける先高期待株」などと言えない自粛ム−ドがあるわけでもあるまい。
せめて株式市場ぐらい「東京オリンピック」を大声で叫んでも文句は言われまい。
リオ大会が終わると同時に2020年東京オリンピックのカウントダウンをはじめようではないか。
五輪特需を享受するだろう建設、不動産、ホテル、スポ−ツ関連用品メ−カ−、警備などの銘柄が4年後の夏に向けて市場を賑わせて欲しいところだ。
個別株では、売上・営業益とも過去最高を予定し、日足チャ−トが7月・8月高値を捉える形になってきたテクノスジャパン (T:3666)、上場からひと月経過しようやく落ち着いた値運びとなりつつあるLINE (T:3938)などに注目している。
※個人投資家ブログ「兜町放浪記」は株式市況の解説と分析を中心に株式投資+αを目指す株式ブログです。
単なる上がる株・下がる株の予想屋を標榜とせず、株式投資を通じて社会全般と経済と人生を学ぶ、個人投資家に支持されるブログとなるよう日々アクティブな情報発信に励んでおります。
当ブログの監視銘柄は直接「兜町放浪記」にお立ち寄りいただくことをオススメします。
執筆者名:兜町放浪記
ブログ名:兜町放浪記
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※2016年8月16日15時に執筆
お盆休み明けの近づく東京市場では、売買高が本日まで5日連続で20億株割れとなるなど、どっぷりと夏休みモ−ドに浸っている。
例年「夏枯れ相場」の犯人にされる夏の高校野球甲子園大会に加え、リオ・オリンピック開催期間となれば株式相場を見る目も集中力に欠けるものとなる。
夏季オリンピックの真最中だが、すっかり2020年東京オリンピックの開催祝賀ム−ドが霧散してしまっている。
特に期待される経済的効果については「お祭りム−ド」がなにより大切なはずなのに、それに水を差す動きに熱心とも思える事態が存在する。
日本オリンピック委員会(JOC)の発表によると、「公式スポンサー以外が、『オリンピック』の文字や『五輪』のマーク、これらに関連する文字などを使用して商品を販売したり、オリンピックに関係するセールを開催したりすることは知的財産権の侵害とみなされることになり、これらの無断使用・不正使用は法的にも罰せられる。
」との見解を関連業界に周知徹底している。
前半の部分は当然だ。
しかし招致・開催決定のセ−ルの掛け声ともいえる「オリンピック記念セール実施中!」「東京オリンピックを応援しよう」「祝!東京オリンピック開催決定!半額セ−ル実施中!」といったキャッチコピーを使用した催し物や広告・宣伝までも一切行ってはいけないらしい。
そうしたことに対しまったく律儀に自粛するのが、日本人の美徳ということなのだろう。
結局、オリンピック開催までに経済効果は箱物だけ、といったことではむなしく残念なことになる。
まさか兜町までが「オリンピック関連株」「オリンピック絡みの有望株」「東京五輪で恩恵を受ける先高期待株」などと言えない自粛ム−ドがあるわけでもあるまい。
せめて株式市場ぐらい「東京オリンピック」を大声で叫んでも文句は言われまい。
リオ大会が終わると同時に2020年東京オリンピックのカウントダウンをはじめようではないか。
五輪特需を享受するだろう建設、不動産、ホテル、スポ−ツ関連用品メ−カ−、警備などの銘柄が4年後の夏に向けて市場を賑わせて欲しいところだ。
個別株では、売上・営業益とも過去最高を予定し、日足チャ−トが7月・8月高値を捉える形になってきたテクノスジャパン (T:3666)、上場からひと月経過しようやく落ち着いた値運びとなりつつあるLINE (T:3938)などに注目している。
※個人投資家ブログ「兜町放浪記」は株式市況の解説と分析を中心に株式投資+αを目指す株式ブログです。
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執筆者名:兜町放浪記
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