サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

8日の中国本土市場概況:上海総合1.1%安で反落、金融セクター下げ主導

発行済 2019-05-08 16:53
更新済 2019-05-08 17:00
© Reuters.  8日の中国本土市場概況:上海総合1.1%安で反落、金融セクター下げ主導

8日の中国本土市場は値下がり。

主要指標の上海総合指数は、前日比32.63ポイント(1.12%)安の2893.76ポイントと反落した。

今年2月22日以来の安値を切り下げている。

上海A株指数も下落し、34.18ポイント(1.12%)安の3030.65ポイントで取引を終えた。

米中貿易摩擦の激化を警戒。

トランプ米政権が対中関税引き上げを表明するなか、中国側からは「米国が関税を引き上げた場合、その1分後に中国は報復関税を実施する」と関係筋情報として伝わった。

ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は7日、いったん棚上げされていた2000億米ドル相当の中国製品向け輸入関税を10→25%に引き上げる措置に関し、10日の午前0時1分(日本時間で午後1時1分)に実施すると発表している。

ワシントンで9日から始まる米中通商協議に関しても、交渉決裂の不安がくすぶる状況だ。

なお、取引時間中に公表された今年4月の中国貿易統計は、輸出が下振れる一方、輸入が上振れるなどまちまちの内容となっている。

金融株が下げを主導。

中国銀行(601988/SH)が1.6%安、中国平安保険(601318/SH)が2.9%安、中信証券(600030/SH)が2.3%安で引けた。

医薬品株、公益株、資源・素材株、運輸株、インフラ関連株、不動産株なども安い。

半面、ハイテク株の一角は物色される。

業務ソフト大手の用友網絡科技(600588/SH)とフラッシュメモリ製造などの北京兆易創新科技(603986/SH)がそろって4.7%高、スーパーコンピュータ世界大手の曙光信息産業(中科曙光:603019/SH)が2.4%高と値を上げた。

一方、外貨建てB株は値下がり。

上海B株指数が3.36ポイント(1.13%)安の294.79ポイント、深センB株指数が1.33ポイント(0.14%)安の968.30ポイントで終了した。

【亜州IR】

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます