26日のロンドン外国為替市場のドル・円は、ギリシャ債務協議への警戒感から、123円34銭から123円53銭のレンジ内で推移した。 ユーロ・ドルは、ギリシャと債権団に債務支援協議が合意に達することができなかったことで、不透明感が広がった。
ただ、163億ドルにのぼるギリシャへの第3次救援プログラムの可能性が報じられたことで、27日午後5時（ブリュッセル時間）に開催予定のユーロ圏財務相の緊急会合への期待感から、ややユーロが買い戻された。
ユーロ・ドルは、1.1220ドルから1.1191ドルまで下げた後、下げ渋っている。
ユーロ・円も、138円42銭から138円14銭に下落したが、その後は下げ止まっている。
ポンド・ドルは、1.5722ドルから1.5767ドルのレンジ内で小動き。
ドル・スイスフランは、0.9300フランから0.9337フランのレンジ内で推移した。
[経済指標] ・ユーロ圏・5月マネーサプライM3：前年比+5.0％(予想：+5.4％、4月：+5.3％) [要人発言] ・欧州中央銀行(ECB) 「ギリシャ向け緊急流動性支援（ELA）上限を据え置き」