[メキシコ市 6日 ロイター] - メキシコのロペス・オブラドール大統領は6日、バイデン米大統領が今週カリフォルニア州ロサンゼルスで開催する、北米と中南米カリブ諸国による米州首脳会議への出席を見送ると発表した。全ての国が招待されているわけではないためとした。
エブラルド外相が代理出席する。またロペス・オブラドール大統領は7月に米国を訪問する意向も明らかにした。
一方、米ホワイトハウス高官は、キューバとベネズエラ、ニカラグアを招待しないとの最終決定を下したことを確認した。
米国務省のプライス報道官はメキシコの立場を「理解する」と述べた。また、キューバなど3カ国の除外について「これらの国は民主的統治の模範ではない」とし、決定を擁護した。