Laura Sanicola
[14日 ロイター] - アジア時間の原油先物は上昇。米原油在庫が予想以上に減少したことや米連邦準備理事会(FRB)が来年の利下げ開始を示唆したことを受け、前日から上げ幅を拡大している。
0007GMT(日本時間午前9時07分)時点で、北海ブレント先物は0.46ドル(0.6%)高の1バレル=74.72ドル、米WTI先物は0.48ドル(0.7%)高の69.95ドル。
原油価格は、紅海でタンカーが襲撃され中東の石油供給の安全性を巡る懸念が高まったことを受けて前日も上昇していた。
米エネルギー情報局(EIA)によると、8日までの週の原油在庫は430万バレル減と市場予想の65万バレル減よりも大幅なマイナスとなった。
石油輸出国機構(OPEC)は13日に発表した月報で、最近の原油価格下落は需要を巡る「誇張された懸念」が原因との見解を示した。