先週末10日の米国市場では、NYダウが369.21ドル高の26075.30と大幅反発し、ナスダック総合指数は史上最高値を更新して69.69pt高の10617.44で終了。
シカゴ日経225先物は大阪日中比310円高の22600だった。
10日早朝の為替は1ドル=106円90-00銭(先週末日大引け時は106.89円付近)。
本日の東京市場では、米国株高に加え、前週の相場を圧迫したETF分配金捻出に伴う換金売りがほぼ終了したとみられるため、トヨタ (T:7203)、ソニー (T:6758)、ファナック (T:6954)、三菱UFJ (T:8306)など大型株を中心に値を戻す展開が予想さる。
反面、新型コロナウイルス感染者数の増加傾向から国内の個人消費回復に急ブレーキが掛かるとの見方からセブン&アイ・ホールディングス (T:3382)、パンパシHD (T:7532)、JR東海 (T:9022)、JAL (T:9201)、OLC (T:4661)などは値下がりが予想される。
新興市場のアンジェス (T:4563)も前週の急伸の反動から下落が警戒される。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたセリア (T:2782)、ネクソン (T:3659)、日本ゼオン (T:4205)、Zホールディングス (T:4689)、ファーストリテ (T:9983)、ソフトバンクG (T:9984)などに注目。