ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

日経平均は3日続落、米株安や日銀短観が重し

発行済 2022-04-01 15:42
更新済 2022-04-01 15:45
© Reuters.  4月1日、東京株式市場で、日経平均は155円45銭安の2万7665円98銭と3日続落した。写真は東京証券取引所。都内で2018年10月撮影(2022年 ロイター/Issei Kato
JP225
-

[東京 1日 ロイター] - 東京株式市場で、日経平均は155円45銭安の2万7665円98銭と3日続落した。前日の米国株式市場の下落や日銀短観の悪化が嫌気され、安く始まった後も下げ幅を拡大し一時400円超安となった。売り一巡後は米雇用統計を見極めたいとのムードが広がり、マイナス圏での小動きに終始した。

日銀が発表した3月短観は、大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス14と7期ぶりに悪化した。原材料高や部材の調達難が景況感の悪化につながった。非製造業DIもプラス9と、コスト高や新型コロナウイルスの感染再拡大で7期ぶりに悪化した。

日経平均は寄り付きから安く、一時421円95銭安の2万7399円48銭まで下落した。米株安や日銀短観の悪化が市場の重しとなった。後場に入ると、外為市場でのドル高/円安進行が追い風となり83円12銭安の2万7738円31銭まで下げ幅を縮小したが、円安一服後はもみあいが継続した。

市場では「3月下旬の株価急上昇の反動で、利食い売りが入りやすい水準。週末要因や米雇用統計前の様子見ムードも重なり、全体的にさえない動きとなっている」(国内証券)との声が聞かれた。

TOPIXも3日続落し0.11%安の1944.27ポイント。東証1部の売買代金は2兆8935億6400万円。東証33業種では、海運業、石油・石炭製品、鉄鋼、鉱業などの19業種が値下がり。その他製品、その他金融業、情報・通信業などの14業種は値上がりした。

個別では、東京エレクトロン、ファーストリテイリング、アドバンテスト、塩野義製薬などが軒並み下落。コナミホールディングス、任天堂はしっかり。KDDIも買われた。

東証1部の騰落数は、値上がり1080銘柄(49%)に対し、値下がりが1002銘柄(46%)、変わらずが94銘柄(4%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

© Reuters.  4月1日、東京株式市場で、日経平均は155円45銭安の2万7665円98銭と3日続落した。写真は東京証券取引所。都内で2018年10月撮影(2022年 ロイター/Issei Kato)

日経平均 27665.98 -155.45 27624.11 27,399.48─27,738.31

TOPIX 1944.27 -2.13 1933.04 1,921.15─1,947.90

東証出来高(万株) 119029 東証売買代金(億円) 28935.64

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます