[ワシントン 23日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は23日、中小企業向け融資を担保に銀行に資金供給を行う制度について、銀行以外に対象を広げるための新たなルールを「近く」発表すると明らかにした。
同制度は、政府の景気対策の一環として中小企業庁(SBA)が運営する中小企業の給与保護プログラム(PPP)の融資を担保に銀行に資金を供給する仕組み。
PPPでは、銀行だけでなく、コミュニティー開発金融機関(CDFI)やフィンテック企業なども融資の出し手となっているが、FRBはこれまで、銀行のみを資金供給の対象としてきた。