フォーシーズHD (TYO:3726)は11日、2022年9月期連結決算を発表した。
売上高が前期比5.9%減の23.24億円、営業損失が1.19億円(前期は1.48億円の損失)、経常損失が1.16億円(同1.50億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が1.56億円(同1.78億円の損失)となった。
コミュニケーション・セールス事業の売上高は前期比41.5%減の7.44億円、セグメント利益は0.53億円(前年同期は0.10億円の損失)となり、5期ぶりに黒字化を実現した。
2022年9月期の施策として、インフォマーシャルについては、地方局においてテレビ通販を始めていたが、コスト効率の観点から継続的な運用はできていない。
また、コールセンターを活かした顧客の育成による収益拡大を目指し、一定の効果は得ることができたが、コスト効率の観点からWebプロモーションへの投資を抑えたため、新規顧客数が減少し、売上高全体では予想を下回った。
一方、海外販売チャネルの拡大は、プロモーション活動を継続しており、中国国内の販売を加速化すると同時にベトナムやタイ、UAE、マレーシア、シンガポールへの商談も順調であり、グローバル展開は着実に進んでいる。
化粧品卸事業の売上高は前期比9.1%減の4.96億円、セグメント利益は0.15億円(同0.49億円の損失)となり、3期ぶりに黒字化を実現した。
2022年9月期の施策として、人気ユーチューバーによるプロモーション動画の再生回数が15万回を超え、ドラッグストア等でのプロモーション動画用のモニター設置店舗も750店舗を超えた。
ピーリング商品だけでなく、スペシャルパウダーソープは大手量販店や新たなドラッグストアへの導入もでき、一定の効果をあげた。
海外売上については、医薬部外品の薬用ピーリングの「ホワイトクリアジェル」、酵素配合の「エクストラオイルクレンジング」「スペシャルパウダーソープ」の東南アジアを中心としたアジア市場への拡大が進んでいる。
国内では、新型コロナウイルス禍の影響が懸念されるが、ドラッグストアやバラエティストアへの店舗展開に向けた販売促進の強化、インスタグラマーやユーチューバーの活用による国内EC販売の強化を進めていくとしている。
衛生コンサルティング事業の売上高は前期比46.0%減の0.64億円、セグメント損失は同0.47億円(同0.39億円の損失)となった。
2022年9月期の施策としては、微生物蛍光画像測定機「BACTESTER(バクテスター)」の販売及び訪問検査事業の拡大を目指した。
楽天コミュニケーションズ、福岡県中間市、中間商工会議所との連携による実証において、「あんしんHACCP」アプリの利用者を増やし、継続利用から「BACTESTER」を利用する検査事業につなげる計画を実行している。
本プロジェクトの実施により、福岡市の有名飲食店へHACCP認証とコンサルティング契約を締結した。
また、中間市ではトライアルとして無償実施の本プロジェクトを大阪府東大阪市では有償で導入することとなった。
しかし、飲食店を含めた食品関連企業における新型コロナウイルス禍によるダメージは想定以上に大きく、いまだ厳しい経済環境が続いている。
一方で、新型コロナウイルス蔓延防止対策商材「空間除菌デバイスDevirusAC(デヴィルスエーシー)」は、競合商品の増加や薬剤の認証スケジュールが従前よりも伸びたため、売上高及びセグメント損失において前年同期に対して大きく下回った。
アロマ事業の売上高は10.12億円、セグメント損失0.99億円となった。
現在は首都圏に26店舗を運営しており、すでに12店舗の退店を実施したが、2022年3月には新しいコンセプトのもと、新百合ヶ丘に1店舗出店した。
店舗は、グループ間のシナジー効果を高めるための施策を積極的に行っており、吸収合併したフェヴリナの化粧品及びCureの商品を「アロマブルーム」店舗で展開をすると同時に、アロマ商品をコミュニケーション・セールス事業の顧客に対して、販売をスタートした。
また、天然精油を配合した「マッサージハンドクリーム」、天然精油「コパイバ」を配合したアウトドア向けの商品「ボタニカルガード」、天然の砂糖と精油を使用したボディ用のスクラブ「ボディスクラブモイスト」と「ボディスクラブフレッシュ」をOEM商品として開発販売し、原価率の改善を目指している。
しかし、店舗の特性に合わせたMD(ブランド、店舗、顧客)コンセプトの見直しにはまだ時間がかかっており、さらにコロナウイルス禍による消費者のリテール店舗への戻りは鈍く、売上高及びセグメント損失とも予想を大きく下回った。
2023年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.5%増の24.28億円、営業利益が0.50億円、経常利益が0.46億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.38億円を見込んでいる。
売上高が前期比5.9%減の23.24億円、営業損失が1.19億円(前期は1.48億円の損失)、経常損失が1.16億円(同1.50億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が1.56億円(同1.78億円の損失)となった。
コミュニケーション・セールス事業の売上高は前期比41.5%減の7.44億円、セグメント利益は0.53億円(前年同期は0.10億円の損失)となり、5期ぶりに黒字化を実現した。
2022年9月期の施策として、インフォマーシャルについては、地方局においてテレビ通販を始めていたが、コスト効率の観点から継続的な運用はできていない。
また、コールセンターを活かした顧客の育成による収益拡大を目指し、一定の効果は得ることができたが、コスト効率の観点からWebプロモーションへの投資を抑えたため、新規顧客数が減少し、売上高全体では予想を下回った。
一方、海外販売チャネルの拡大は、プロモーション活動を継続しており、中国国内の販売を加速化すると同時にベトナムやタイ、UAE、マレーシア、シンガポールへの商談も順調であり、グローバル展開は着実に進んでいる。
化粧品卸事業の売上高は前期比9.1%減の4.96億円、セグメント利益は0.15億円(同0.49億円の損失)となり、3期ぶりに黒字化を実現した。
2022年9月期の施策として、人気ユーチューバーによるプロモーション動画の再生回数が15万回を超え、ドラッグストア等でのプロモーション動画用のモニター設置店舗も750店舗を超えた。
ピーリング商品だけでなく、スペシャルパウダーソープは大手量販店や新たなドラッグストアへの導入もでき、一定の効果をあげた。
海外売上については、医薬部外品の薬用ピーリングの「ホワイトクリアジェル」、酵素配合の「エクストラオイルクレンジング」「スペシャルパウダーソープ」の東南アジアを中心としたアジア市場への拡大が進んでいる。
国内では、新型コロナウイルス禍の影響が懸念されるが、ドラッグストアやバラエティストアへの店舗展開に向けた販売促進の強化、インスタグラマーやユーチューバーの活用による国内EC販売の強化を進めていくとしている。
衛生コンサルティング事業の売上高は前期比46.0%減の0.64億円、セグメント損失は同0.47億円(同0.39億円の損失)となった。
2022年9月期の施策としては、微生物蛍光画像測定機「BACTESTER(バクテスター)」の販売及び訪問検査事業の拡大を目指した。
楽天コミュニケーションズ、福岡県中間市、中間商工会議所との連携による実証において、「あんしんHACCP」アプリの利用者を増やし、継続利用から「BACTESTER」を利用する検査事業につなげる計画を実行している。
本プロジェクトの実施により、福岡市の有名飲食店へHACCP認証とコンサルティング契約を締結した。
また、中間市ではトライアルとして無償実施の本プロジェクトを大阪府東大阪市では有償で導入することとなった。
しかし、飲食店を含めた食品関連企業における新型コロナウイルス禍によるダメージは想定以上に大きく、いまだ厳しい経済環境が続いている。
一方で、新型コロナウイルス蔓延防止対策商材「空間除菌デバイスDevirusAC(デヴィルスエーシー)」は、競合商品の増加や薬剤の認証スケジュールが従前よりも伸びたため、売上高及びセグメント損失において前年同期に対して大きく下回った。
アロマ事業の売上高は10.12億円、セグメント損失0.99億円となった。
現在は首都圏に26店舗を運営しており、すでに12店舗の退店を実施したが、2022年3月には新しいコンセプトのもと、新百合ヶ丘に1店舗出店した。
店舗は、グループ間のシナジー効果を高めるための施策を積極的に行っており、吸収合併したフェヴリナの化粧品及びCureの商品を「アロマブルーム」店舗で展開をすると同時に、アロマ商品をコミュニケーション・セールス事業の顧客に対して、販売をスタートした。
また、天然精油を配合した「マッサージハンドクリーム」、天然精油「コパイバ」を配合したアウトドア向けの商品「ボタニカルガード」、天然の砂糖と精油を使用したボディ用のスクラブ「ボディスクラブモイスト」と「ボディスクラブフレッシュ」をOEM商品として開発販売し、原価率の改善を目指している。
しかし、店舗の特性に合わせたMD(ブランド、店舗、顧客)コンセプトの見直しにはまだ時間がかかっており、さらにコロナウイルス禍による消費者のリテール店舗への戻りは鈍く、売上高及びセグメント損失とも予想を大きく下回った。
2023年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.5%増の24.28億円、営業利益が0.50億円、経常利益が0.46億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.38億円を見込んでいる。