[ジャカルタ 12日 ロイター] - タイのドーン外相はミャンマーで収監中の民主化指導者アウンサンスーチー氏と面会したと12日明らかにした。スーチー氏の外国政府要人との面会が認められたのは、同氏が2021年に軍政に拘束されてから初めて。
スーチー氏はミャンマーの首都ネピドーにある刑務所の別棟に収容されている。
ドーン氏はスーチー氏の健康状態は良好だと述べた。面会はミャンマーの平和実現を目指す東南アジア諸国連合(ASEAN)の計画に沿ったものだと説明した。
ジャカルタで開催されたASEAN外相会議の合間に記者団に「平和的解決を望むミャンマーの友人たちのアプローチだ」と述べた。
タイ外務省の報道官は記者団に、面会は9日に行われ1時間以上続いたと明らかにした。
「スーチー氏は心身共に健康だった。(ドーン氏は)今朝、ASEAN(の会議)で報告した」と語った。