サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

安川電機の市場反応がセンチメントを明るくさせるか

発行済 2020-07-13 08:50
更新済 2020-07-13 09:01
© Reuters.  安川電機の市場反応がセンチメントを明るくさせるか
6506
-

 13日の日本株市場は、米株高の流れを受けて買い優勢の展開が見込まれる。

10日の米国市場ではNYダウが369ドル高となり、26000ドルを回復した。

製薬会社ギリアド・サイエンシズ(GILD)は新型コロナウイルス治療薬としてのレムデシビルについて、第3相治験の新たなデータを発表し重症患者の死亡率を大きく軽減するとの結果を好感。

 また、原油高で投資家心理が改善している。

トランプ大統領が「中国との信頼関係が毀損しており、現時点で、米中第2段階貿易協定は考えられない」との発言が伝えられたが、市場の反応は限られていた。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比310円高の22600円。

円相場は1ドル106円90銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行の展開から始まることになるため、これまでのもち合いレンジの上限レベルを意識した展開になりそうだ。

先週はETFの分配金支払いのための売り需要に押される展開だったが、この需給要因が通過したことも手掛けやすさにつながりそうである。

また、安川電機 (T:6506)が発表した第1四半期決算は、2ケタ営業減益だったが、コンセンサスは上回っていた。

5Gや半導体向け製品が好調だったこともあり、5G関連のほか中国関連への支援材料になる可能性があるため、センチメント改善につながりそうである。

 とはいえ、レンジ上限レベルでは強弱感が対立しやすいほか、相場上昇が見込まれることから後場は日銀のETF買い入れに伴う需給面での下支えは期待しづらいところではある。

そのため、買い一巡後に上値の重さが意識されてくるようだと次第に戻り待ちの売り圧力が警戒視されてくる。

また、NYダウは26000ドルを回復したが、25日線や200日辺りが上値抵抗として意識されやすく、週明けの米国市場の動向を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいところである。

 そのため、買い一巡後はレンジ突破を見極めつつ、押し目拾いのスタンスになりそうだ。

日経平均は煮詰まり感が台頭してきていることもあり、5日線や25日線辺りを支持線として意識されてくるようだと、より煮詰まり感が意識されてくるため、もち合いレンジからの上放れへの意識に向かわせやすいところである。

そのため、目先的には支持線レベルでの底堅さも見極める必要がありそうだ。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます