[ワシントン 15日 ロイター] - 米ホワイトハウス当局者は15日、バイデン大統領のトップアドバイザー(中国・台湾担当)を務めるローラ・ローゼンバーガー氏が近く退任すると発表した。
後任には、国務省高官のサラ・ベラン氏が起用されるという。
当局者によると、ローゼンバーガー氏の退任は今月4日に中国の偵察気球がサウスカロライナ州沖で撃墜される前から予定されており、同問題とは無関係。
サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は、ローゼンバーガー氏の外交手腕と粘り強さが政権の優先事項への対応で不可欠だったと評価し、「バイデン大統領の下、われわれは中国に打ち勝ち、自由で開かれたインド太平洋を前進させる準備がこれまで以上に整っている」と述べた。