[ハノイ 11日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディアのジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は11日、ベトナムの主要ハイテク企業との提携を拡大し、人工知能(AI)とデジタルインフラ開発の人材育成でベトナムを支援すると表明した。
ハノイで開催されたイベントで「何百万もの顧客がいるベトナムはすでにわれわれのパートナーだ」と指摘。「ベトナムとエヌビディアは関係を深める。ベトテル、FPT、ビングループ、VNGとパートナーシップを拡大する」と述べた。
ベトナムの投資担当閣僚もイベントで、半導体・AI業界で投資プロジェクトを誘致するための仕組みとインセンティブを準備していると述べた。また、エヌビディアにベトナムでの研究・開発拠点設立を検討するよう要請した。