[ベルリン 5日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は5日、戦略的な理由から西バルカン6カ国は将来的に欧州連合(EU)に加盟するだろうと述べた。
西バルカンに関するオンライン会議後、記者団に対し、西バルカンへのロシアと中国の影響力を示唆した上で、西バルカン諸国の加盟プロセスを進めることは「EUにとって非常に大きな利益になる」と指摘。2014年以降に進められた西バルカンとの協力強化がすでに初期の成功を収めているとした。
会議にはセルビア、アルバニア、北マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、コソボの各国首脳およびEUのフォンデアライエン欧州委員長が参加した。
メルケル首相によると、フランスのマクロン大統領も西バルカン6カ国のEU加盟を「非常に明確に」支持したという。