16日午前の東京外為市場では、ドル・円は118円20銭付近。
日本株高の継続を背景にドルは下値の堅い値動きとなった。
ドル・円は、米連邦準備制度理事会(FRB)による1年ぶりの利上げと引き締めペース加速への期待感が続き、前日の取引で118円台を回復。
今日のアジア市場でもその流れが受け継がれたようだ。
ドル・円は一時117円96銭まで値を下げたが、その後は再び118円第に値を戻している。
日経平均株価が100円超高の堅調地合いで推移しており、リスク選好的な円売りに振れやすくドルは下値が堅い。
ランチタイムの日経平均先物は引き続き堅調地合いで、日本株高継続への期待から目先もドル買いは入りやすいだろう。
ドル・円は118円から大きく値を下げる展開は想定しにくい。
一方で、材料難からドルの上昇も見込みづらい。
ここまでのドル・円の取引レンジは117円96銭から118円40銭、ユーロ・円は122円98銭から123円27銭、ユーロ・ドルは1.0406ドルから1.0430ドルで推移した。