■NY株式:NYダウは20ドル高、ハイテク株には売りが広がる
米国株式相場はまちまち。
ダウ平均は20.88ドル高の25995.87、ナスダックは72.45ポイント安の7922.73で取引を終了した。
朝方は、カナダとの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を見極めたいとの思惑から小動き。
週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、堅調な8月ISM非製造業景況指数が好感されたものの、中国からの輸入品2000億ドルに対する関税引き上げへの警戒感が根強いほか、ハイテク株への売りも継続した。
セクター別では、電気通信サービスや食品・飲料・タバコが上昇する一方で半導体・半導体製造装置やエネルギーが下落した。
複数アナリストがメモリー市場の業績悪化を予想し、マイクロン・テクノロジー(MU)、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)、アプライド・マテリアルズ(AMAT)など半導体関連株が軒並み下落。
時価総額上位の携帯端末のアップル(AAPL)やオンライン小売のアマゾン(AMZN)も軟調推移となった。
原油相場の下落で、エネルギー会社のチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が軟調推移。
書店のバーンズ・アンド・ノーブル(BKS)は決算内容が嫌気され、下落した。
一方で、DKNYブランドなどを保有するアパレルのG-IIIアパレルグループ(GIII)は決算内容が好感され上昇した。
WSJ紙によると、トランプ大統領は通商交渉の次のターゲットは日本になることを示唆した模様。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:日米貿易論争への警戒感で円買い強まる
6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円35銭から110円52銭まで下落し110円72銭で引けた。
米国の8月ADP雇用統計が予想を下回ったため米債利回り低下に伴うドル売りが優勢となった。
また、トランプ大統領が日本との貿易論争の可能性をほのめかしたため、円買いにさらに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.1655ドルまで上昇後、1.1606ドルまで反落し、1.1624ドルで引けた。
英国の欧州連合(EU)離脱でドイツは「全てのシナリオに備える」との方針を表明、ユーロ売りが強まったほか、ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のセンテノ議長が貿易やBREXITを成長の重しと指摘したため、景気先行き不安にユーロ売りが優勢となった。
ユーロ・円は、129円65銭から128円50銭まで下落。
ポンド・ドルは、1.2913ドルまで下落後、1.2962ドルまで反発。
ドイツが「合意ない離脱を含めて、全てのシナリオに備える」との方針を示したため、ポンド売りが再燃した。
ドル・スイスは、0.9696フランから0.9651フランまで下落した。
■NY原油:続落で68.72ドル、世界経済の成長鈍化への懸念残る
NY原油先物10月限は続落(NYMEX原油10月限終値:68.72 ↓1.15)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は前日比−0.95ドルの67.77ドルで通常取引を終えた。
時間外取引を含めて67.00ドルまで売られた。
6日発表の米週間在庫統計で原油在庫は予想以上に減少していたが、引き続き世界経済の成長鈍化の可能性が意識されたことから、ポジション調整的な売りは継続した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 30.85ドル -0.18ドル(-0.58%)
モルガン・スタンレー(MS) 47.93ドル -0.79ドル(-1.62%)
ゴールドマン・サックス(GS)234.52ドル -3.04ドル(-1.28%)
インテル(INTC) 47.26ドル -0.46ドル(-0.96%)
アップル(AAPL) 223.10ドル -3.77ドル(-1.66%)
アルファベット(GOOG) 1171.44ドル -15.04ドル(-1.27%)
フェイスブック(FB) 162.53ドル -4.65ドル(-2.78%)
キャタピラー(CAT) 141.57ドル +0.98ドル(+0.70%)
アルコア(AA) 40.36ドル -2.51ドル(-5.85%)
ウォルマート(WMT) 96.45ドル -0.17ドル(-0.18%)
スプリント(S) 6.09ドル +0.01ドル(+0.16%)
米国株式相場はまちまち。
ダウ平均は20.88ドル高の25995.87、ナスダックは72.45ポイント安の7922.73で取引を終了した。
朝方は、カナダとの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を見極めたいとの思惑から小動き。
週間新規失業保険申請件数が予想より減少したほか、堅調な8月ISM非製造業景況指数が好感されたものの、中国からの輸入品2000億ドルに対する関税引き上げへの警戒感が根強いほか、ハイテク株への売りも継続した。
セクター別では、電気通信サービスや食品・飲料・タバコが上昇する一方で半導体・半導体製造装置やエネルギーが下落した。
複数アナリストがメモリー市場の業績悪化を予想し、マイクロン・テクノロジー(MU)、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)、アプライド・マテリアルズ(AMAT)など半導体関連株が軒並み下落。
時価総額上位の携帯端末のアップル(AAPL)やオンライン小売のアマゾン(AMZN)も軟調推移となった。
原油相場の下落で、エネルギー会社のチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が軟調推移。
書店のバーンズ・アンド・ノーブル(BKS)は決算内容が嫌気され、下落した。
一方で、DKNYブランドなどを保有するアパレルのG-IIIアパレルグループ(GIII)は決算内容が好感され上昇した。
WSJ紙によると、トランプ大統領は通商交渉の次のターゲットは日本になることを示唆した模様。
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■NY為替:日米貿易論争への警戒感で円買い強まる
6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円35銭から110円52銭まで下落し110円72銭で引けた。
米国の8月ADP雇用統計が予想を下回ったため米債利回り低下に伴うドル売りが優勢となった。
また、トランプ大統領が日本との貿易論争の可能性をほのめかしたため、円買いにさらに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.1655ドルまで上昇後、1.1606ドルまで反落し、1.1624ドルで引けた。
英国の欧州連合(EU)離脱でドイツは「全てのシナリオに備える」との方針を表明、ユーロ売りが強まったほか、ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のセンテノ議長が貿易やBREXITを成長の重しと指摘したため、景気先行き不安にユーロ売りが優勢となった。
ユーロ・円は、129円65銭から128円50銭まで下落。
ポンド・ドルは、1.2913ドルまで下落後、1.2962ドルまで反発。
ドイツが「合意ない離脱を含めて、全てのシナリオに備える」との方針を示したため、ポンド売りが再燃した。
ドル・スイスは、0.9696フランから0.9651フランまで下落した。
■NY原油:続落で68.72ドル、世界経済の成長鈍化への懸念残る
NY原油先物10月限は続落(NYMEX原油10月限終値:68.72 ↓1.15)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は前日比−0.95ドルの67.77ドルで通常取引を終えた。
時間外取引を含めて67.00ドルまで売られた。
6日発表の米週間在庫統計で原油在庫は予想以上に減少していたが、引き続き世界経済の成長鈍化の可能性が意識されたことから、ポジション調整的な売りは継続した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 30.85ドル -0.18ドル(-0.58%)
モルガン・スタンレー(MS) 47.93ドル -0.79ドル(-1.62%)
ゴールドマン・サックス(GS)234.52ドル -3.04ドル(-1.28%)
インテル(INTC) 47.26ドル -0.46ドル(-0.96%)
アップル(AAPL) 223.10ドル -3.77ドル(-1.66%)
アルファベット(GOOG) 1171.44ドル -15.04ドル(-1.27%)
フェイスブック(FB) 162.53ドル -4.65ドル(-2.78%)
キャタピラー(CAT) 141.57ドル +0.98ドル(+0.70%)
アルコア(AA) 40.36ドル -2.51ドル(-5.85%)
ウォルマート(WMT) 96.45ドル -0.17ドル(-0.18%)
スプリント(S) 6.09ドル +0.01ドル(+0.16%)