日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-0.48pt(低下率2.47%)の18.97ptと低下している。
なお、今日ここまでの高値は19.12pt、安値は18.90pt。
米ファイザーに続き、米モデルナの新型コロナウイルスワクチンが近く許可されるとの期待もあり、新型コロナの普及による経済活動正常化への期待感が継続しており、今日の東京株式市場は買いが先行。
日経225先物は上昇し、日経VIは低下して始まった。
その後、株価は伸び悩んでいるものの底堅い動きで、市場心理は悪化せず、日経VIは昨日水準を下回って推移している。
【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。
日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。
一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。