[キト 20日 ロイター] - サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会では20日、エクアドルが開幕戦で開催国カタールに勝利し、南米のエクアドル各地でファンが歓喜に酔いしれた。
エクアドルは前半にエネル・バレンシアがPKとヘディングで2得点をマーク。1次リーグA組初戦を2─0の勝利で飾った。W杯開幕戦で開催国が敗れたのはこれが初めて。
エクアドル各地のレストラン、広場やショッピングセンターでは代表チームのジャージをまとい、エクアドル国旗を持ったファンがチームを応援した。
試合観戦のため、エクアドル北部イバラのショッピングセンターを訪れたファン、ジェニー・エスピノサさん(33)は「言葉で表現できないほど強い思いを感じている」とコメント。「エクアドルは一つ。チームがどこにいてもサポートする」と話した。
また、グアヤキルの大通りではタクシー運転手のウーゴ・ペーニャさん(35)が「チームの勝利は見ていてエキサイティングだった」と発言。「次のオランダ戦(25日)でもいいパフォーマンスを見せてほしい。結果を出して、次のラウンドに勝ち上がることを願っている」と期待を寄せた。