[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;19235.46;-15.06TOPIX;1537.90;-2.35
[後場の投資戦略]
米FOMCを控えていることもあるが、日経平均は節目の19000円を回復していることもあり、様子見ムードが強まりやすいところであろう。
ただし、あくまでも利益確定の流れであり、調整を意識させる格好での売り圧力は強まっていない。
日銀短観では、大企業・製造業が想定する為替レートは1ドル104円90銭と、足元の相場よりも10円程度円高の水準だった。
足元の円安が続けば業績の上振れ要因となるとの見方もあり、押し目買い意欲は強い。
また、米FOMCでは1年ぶりの利上げは織り込まれている。
FRBが長期的な経済見通しを書き換えることはないとの見方もあり、2017年の利上げが早まるとの見方が後退し、ドル高・円安の流れが一服する可能性はある。
そうなると、利食いの流れに向かいやすくなる一方で、FOMCが通過することから、トランプ物色が一段と強まる可能性はある。
物色対象には変化がみられようが、FOMCの通過後のトランプ相場による一段高を意識しておきたい。
(村瀬智一)
日経平均;19235.46;-15.06TOPIX;1537.90;-2.35
[後場の投資戦略]
米FOMCを控えていることもあるが、日経平均は節目の19000円を回復していることもあり、様子見ムードが強まりやすいところであろう。
ただし、あくまでも利益確定の流れであり、調整を意識させる格好での売り圧力は強まっていない。
日銀短観では、大企業・製造業が想定する為替レートは1ドル104円90銭と、足元の相場よりも10円程度円高の水準だった。
足元の円安が続けば業績の上振れ要因となるとの見方もあり、押し目買い意欲は強い。
また、米FOMCでは1年ぶりの利上げは織り込まれている。
FRBが長期的な経済見通しを書き換えることはないとの見方もあり、2017年の利上げが早まるとの見方が後退し、ドル高・円安の流れが一服する可能性はある。
そうなると、利食いの流れに向かいやすくなる一方で、FOMCが通過することから、トランプ物色が一段と強まる可能性はある。
物色対象には変化がみられようが、FOMCの通過後のトランプ相場による一段高を意識しておきたい。
(村瀬智一)