[エテクウィニ(南アフリカ) 17日 ロイター] - 南アフリカ東部クワズールー・ナタール州の当局は、豪雨により発生した洪水や土砂崩れの死者が443人となり、63人が依然、行方不明だと明らかにした。
数千人が家を失い、停電や断水も起きている。同国の最も重要な港の1つであるダーバン港の物流も停滞している。州当局者の推定によると、インフラ被害額は100億ランド(6億8460万ドル)。
ラマポーザ大統領はサウジアラビア訪問を延期し、洪水被害の対策に当たる。大統領府が16日、明らかにした。
ダーバンがあるクワズールー・ナタール州のジカララ首相は、今回の洪水は記録のある限り、同州で過去最大級の被害をもたらしたと述べた。