(内容を追加しました) [ニューヨーク 15日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード ダウ工業株30種 17251.53 +22.40 +0.13 17217.15 17251.70 17120.35 .DJI 前営業日終値 17229.13 ナスダック総合 4728.67 -21.61 -0.45 4731.14 4735.27 4712.07 .IXIC 前営業日終値 4750.28 S&P総合500種 2015.93 -3.71 -0.18 2015.27 2015.94 2005.23 .SPX 前営業日終値 2019.64
15日の米国株式市場は、主要指数がまちまちで引けた。米連邦公開市場委員会(F OMC)の結果をにらんで全般的に様子見気分が強まる中で、ヘルスケア関連銘柄や素材 株の下げが目立った。
カナダの製薬バリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナル VRX.N は51.5%の急落。2016年の売上高見通し引き下げとデフォルト(債務不履行)の 恐れを警告したことが嫌われた。製薬のアラガン AGN.N は3.4%安。 S&P素材株指数 .SPLRCM は0.9%下がった。 アップル AAPL.O は、モルガン・スタンレーが3月の「iPhone(アイフォーン )」需要が予想を上回るペースで推移していると指摘したため、2%上がった。 乳幼児向け栄養食品のミード・ジョンソン MJN.N は11%上昇。買収のうわさが材 料になった。
今回のFOMCで利上げは予想されていないが、投資家はイエレン連邦準備理事会 (FRB)議長の会見を手掛かりに将来の利上げペースを探るとみられる。 ワンダーリッチ・セキュリティーズのチーフ市場ストラテジスト、アート・ホーガン 氏は「重大な発表の前に模様眺めモードになるのは別に珍しくはない」と語り、16日午 後にFOMCの結果が出るまではそうした展開が続くとの見方を示した。 ビーム・キャピタル・マネジメントのマネジングディレクター、モハナド・アーマ氏 は、FOMCの結果発表を前に投資家がリスク量を減らそうとしたため、大型株よりも小 型株が売られがちだったと指摘した。
騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が下げ2256で上げ787(比率は2.87 対1)、ナスダックが下げ2114で上げ707(2.99対1)だった。 トムソン・ロイターのデータによると、米取引所の合計出来高は約65億株で、過去 20営業日平均の82億株を下回った。