【小幅高となる】16700-16850円のレンジを想定=村瀬 智一
12日のNY市場は上昇。
原油相場の上昇が好感されたほか、ブレイナードFRB理事がインフレ目標の達成を重視し、追加利上げに慎重な姿勢を示したことで利上げ観測が後退し、堅調推移となった。
ダウ平均は239.62ドル高の18325.07、ナスダックは85.98ポイント高の5211.89。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円高の16655円。
前日の下落で25日線を割り込んだが、このところの調整局面においては、25日線割れも早い段階で切り返しを見せており、押し目買いが意識されるところ。
ボリンジャーバンドでは-1σまで下げてきたため、調整一巡感が意識されやすいところである。
ただし、25日線を回復したとしても、一目均衡表の転換線や週足での雲下限などが上値抵抗として意識されやすく、こう着感が強まりそうである。
16700-16850円のレンジを想定。