[東京 19日 ロイター] - 松野博一官房長官は19日午前の記者会見で、北朝鮮が今後、核実験の実施や弾道ミサイルの発射を含め、さらなる挑発行動に出る可能性があるとの認識を示した。政府として引き続き必要な情報収集・分析、警戒監視に全力を挙げるとともに、日米、日米韓で緊密に連携していくと語った。
北朝鮮の軍事行動を巡っては、米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)が18日、バイデン大統領の日韓訪問中に、核実験かミサイル発射実験、もしくはその両方を実施する可能性があることが米情報機関の情報で示されているとした。
松野長官は、この米国の情報についても日米で連携しているが、個々の具体的な情報の内容についてコメントすることは控えたいと述べた。