電算システム (T:3630)は30日、2019年12月期第2四半期(19年1-6月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比10.2%増の198.74億円、営業利益が同65.4%増の12.31億円、経常利益が同62.7%増の12.77億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同64.6%増の8.56億円となった。
情報サービス事業の売上高は前年同期比17.1%増の111.00億円、営業利益は同138.3%増の8.93億円となった。
情報処理サービスは、各種ギフト処理サービス、バックオフィスサービス、請求書作成代行サービスなどの売上が好調に推移した。
SI・ソフト開発及び商品販売は、オートオークション業務システム、地方公共団体向け業務システム、金融サービス業向け業務システムや、G Suiteなどクラウド関連サービスなどの案件により大きく伸長した。
また、各種業務の効率化を進め、利益面でも大きく伸長した。
収納代行サービス事業の売上高は前年同期比2.5%増の87.74億円、営業利益は同0.5%増の3.19億円となった。
主力のコンビニ収納件数は対前年同期比で増加した。
各種スマホ決済アプリでは他社に先駆けて導入した効果もあって、自治体を含む新規先の獲得状況は計画を大きく上回って推移しており、通期では計画達成を見込んでいる。
また、スーパーマーケット及びドラッグストアチェーン店舗向けの収納窓口サービスも順調に増加した。
2019年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.4%増の400.00億円、営業利益が同8.5%増の18.10億円、経常利益が同7.5%増の18.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同20.4%増の12.28億円とする期初計画を据え置いている。