11時00分現在の日経平均株価は18460.17円（前日比126.76円高）で推移している。 24日の米国市場は感謝祭の祝日だった。
ただ、為替市場では円安基調が強まり、1ドル＝113円台に乗せており、本日の日経平均は輸出関連株を中心に買いが先行して54円高でスタートした。
米国市場の休場で海外勢のフローは限られるものの、為替が1ドル＝113円台後半と円安で推移していることを支えに、寄り付き後の日経平均は一時18482.94円（同149.53円高）まで上昇する場面があった。
個別では、トヨタ自 (T:7203)が2％超の上昇で推移しているほか、日産自 (T:7201)、マツダ (T:7261)、富士重 (T:7270)、ホンダ (T:7267)といった自動車株が前日に続き買われている。
三菱自 (T:7211)は8％高と急伸。
その他売買代金上位ではパナソニック (T:6752)が3％を超える上昇で、任天堂 (T:7974)、カルソカンセ (T:7248)、ソニー (T:6758)もしっかり。
また、アイロムＧ (T:2372)、チタン工 (T:4098)、タカタ (T:7312)などが東証1部上昇率上位となっている。
一方、三菱ＵＦＪ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、みずほ (T:8411)といったメガバンク株や、ソフトバンクＧ (T:9984)、ファーストリテ (T:9983)といった値がさ株の一角がさえない。
また、ゲンキー (T:2772)、フュージョン (T:4845)、フジコーポ (T:7605)などが東証1部下落率上位となっている。
（株式アナリスト 小林大純）