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BMWが中国でエコカー増強、年内にSUV2モデル現地生産開始

発行済 2016-06-02 08:24
更新済 2016-06-02 08:33
BMWが中国でエコカー増強、年内にSUV2モデル現地生産開始
独自動車大手BMWが中国エコカー事業を強化する。
今後、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の複数モデルに関して、現地生産化を推進する構え。
今年はSUVのプラグインハイブリッド2モデルを生産開始する計画だ。
BMWにとって中国は足元で、世界最大の単一市場。
エコカー投入の重点マーケットとも位置付けている。
網通社が5月31日付で伝えた。
今年発表したプレミアムコンパクトSUVの新型「BMW X1」に関して、PHVモデルにラインアップした上で中国に投入。
中国合弁会社の華晨宝馬汽車を通じて、年内に現地生産を開始する予定だ。
さらに中国市場向けブランド「之諾(ZINORO)」からプラグインハイブリッドSUV「之諾60H」を年内に発売する。
同モデルは新型「BMW X1」の派生モデルで、動力スペックは「BMW X1」のPHVモデルと同じ。
サイズも「BMW X1」のロングホイール版とほぼ一致するという。
「BMW X1」のPHVモデルは「xDrive 25Le」というモデル名で登場する見通し。
システム内容は、1.5リッター3気筒ターボのガソリンエンジンとEVモーターを組み合わせる。
燃費は100キロ当たり2リッター以内に抑えられるという。
充電インフラに関しても、BMWは中国での整備を加速。
今年は1500本以上の急速充電ポールを整備する予定だ。
昨年末までに設置した約500本を合わせ、中国に2000本以上の充電スポットを配備する。
【亜州IR】

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