[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;22446.45;+37.57TOPIX;1773.93;+1.02
[後場の投資戦略]
トヨタ自の堅調決算は明るい材料だが、米中通商問題の長期化、中東情勢の悪化やそれに伴う原油価格の上昇などが懸念されており、世界経済や企業業績の先行き不透明感は依然として強い。
週末にかけてまだ多くの決算発表が予定されているだけに、日経平均は節目の22500円水準を上抜けできずにいる。
全体としての方向感は定まっておらず、決算を受けた個別対応中心の展開が続きそうだ。
新興市場ではマザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに続落している。
週前半は幕間つなぎ的な物色が入り比較的堅調に推移していたが、決算発表の第2のピークを迎え投資家の関心は再び大型株に向かいやすいだろう。
マザーズ市場では直近IPO銘柄の下値模索が続いていることや、決算発表による材料出尽くし感から大きく売られる銘柄が目立つ点もやや気掛かりだ。
日経平均に比べ出遅れ感は強いが、やはり本格的な出直りには決算発表一巡を待つ必要がありそうだ。
(小林大純)
日経平均;22446.45;+37.57TOPIX;1773.93;+1.02
[後場の投資戦略]
トヨタ自の堅調決算は明るい材料だが、米中通商問題の長期化、中東情勢の悪化やそれに伴う原油価格の上昇などが懸念されており、世界経済や企業業績の先行き不透明感は依然として強い。
週末にかけてまだ多くの決算発表が予定されているだけに、日経平均は節目の22500円水準を上抜けできずにいる。
全体としての方向感は定まっておらず、決算を受けた個別対応中心の展開が続きそうだ。
新興市場ではマザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに続落している。
週前半は幕間つなぎ的な物色が入り比較的堅調に推移していたが、決算発表の第2のピークを迎え投資家の関心は再び大型株に向かいやすいだろう。
マザーズ市場では直近IPO銘柄の下値模索が続いていることや、決算発表による材料出尽くし感から大きく売られる銘柄が目立つ点もやや気掛かりだ。
日経平均に比べ出遅れ感は強いが、やはり本格的な出直りには決算発表一巡を待つ必要がありそうだ。
(小林大純)