ダイニック (T:3551)はブッククロスと染色で出発した素材・繊維メーカー。
強みを持つコーティングやカラーリング、ラミネート、エンボスなどの技術を使い、様々な中間素材を手掛けている。
2016年3月期の売上高が前期比0.3%増の411.9億円、セグメント別売上高比率は、出版・文具用クロス製品や印字用熱転写リボンなどを手掛ける印刷情報関連事業が42.3%、住宅用壁装材や自動車用内装材などを手掛ける住生活環境関連事業が35.3%、食品用包材・蓋材などを手掛ける包材関連事業が14.9%、ファンシー商品や商品運送・保管などを手掛けるその他が7.5%である。
2017年3月期は売上高が前期比2.0%増の420.00億円、営業利益が同38.1%増の11.00億円を計画。
高機能・高付加価値品などの販売を強化するとともに、設計仕様変更などによる原価低減活動で利益率向上を目指す。
また、2014年2月の大雪で雪害を受けた埼玉工場の設備が完全復旧。
同工場が雪害前の生産水準に回復することも収益に寄与する見通しだ。
なお、1株当たり年間配当金は、配当性向30.0%の目標のもと、前期と同額の5.0円を予定している。
同社は「自己資本率30.0%以上」「配当性向30.0%以上」を安定的に確保しながら、持続的な成長を目指している。
今後は、1)事業ドメインの水平展開によるニッチな分野や新規市場への参入・拡大、2)環境対応型の高機能・高付加価値製品の開発強化、3)グローバル展開の推進、などに取り組むことで企業価値の向上を図っていく方針だ。
強みを持つコーティングやカラーリング、ラミネート、エンボスなどの技術を使い、様々な中間素材を手掛けている。
2016年3月期の売上高が前期比0.3%増の411.9億円、セグメント別売上高比率は、出版・文具用クロス製品や印字用熱転写リボンなどを手掛ける印刷情報関連事業が42.3%、住宅用壁装材や自動車用内装材などを手掛ける住生活環境関連事業が35.3%、食品用包材・蓋材などを手掛ける包材関連事業が14.9%、ファンシー商品や商品運送・保管などを手掛けるその他が7.5%である。
2017年3月期は売上高が前期比2.0%増の420.00億円、営業利益が同38.1%増の11.00億円を計画。
高機能・高付加価値品などの販売を強化するとともに、設計仕様変更などによる原価低減活動で利益率向上を目指す。
また、2014年2月の大雪で雪害を受けた埼玉工場の設備が完全復旧。
同工場が雪害前の生産水準に回復することも収益に寄与する見通しだ。
なお、1株当たり年間配当金は、配当性向30.0%の目標のもと、前期と同額の5.0円を予定している。
同社は「自己資本率30.0%以上」「配当性向30.0%以上」を安定的に確保しながら、持続的な成長を目指している。
今後は、1)事業ドメインの水平展開によるニッチな分野や新規市場への参入・拡大、2)環境対応型の高機能・高付加価値製品の開発強化、3)グローバル展開の推進、などに取り組むことで企業価値の向上を図っていく方針だ。