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タナベ経営 Research Memo(8):配当性向は60%を目安に増配を継続していく方針

発行済 2019-07-26 17:50
更新済 2019-07-26 18:21
© Reuters.  タナベ経営 Research Memo(8):配当性向は60%を目安に増配を継続していく方針
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■株主還元策株主還元策として、タナベ経営 (T:9644)は配当金と株主優待制度を導入している。

配当金に関しては配当性向60%を目安に、業績等を勘案(特殊要因は除く)しながら検討していくとしている。

2020年3月期は前期比1.0円増配の43.0円(配当性向52.9%)と8期連続の増配を予定しており、今後も増収・増益・増配というスタンスを目指す意向だ。

また、株主優待制度として毎年9月末時点の株主に対してオリジナル手帳「ブルーダイアリー」を1冊(3,000円相当)贈呈している。

2019年7月26日の株価水準(1,215円)を基準にすると、配当利回りは3.5%、株主優待も含めると6.0%の投資利回りとなる。

■情報セキュリティ対策同社はインターネットを使って各会員サービスや提携先金融機関等に対し、各種の経営情報を提供している。

情報セキュリティ対策として、想定されるシステム障害に対して、ファイアウォール等による外部アクセス制御や監視・認証機能の強化、ウイルスチェック、データのバックアップ、ミラーサーバーの構築などの対応策と障害時の復旧体制を講じている。

また、顧客情報管理についても、情報漏えい防止策として社内の情報管理体制をハードウェア、ソフトウェア両面から厳しく整備すると同時に、社員への啓発、意識向上の活動にも取り組んでいる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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