[ロンドン 14日 ロイター] - 英銀大手スタンダード・チャータードは14日、アフリカ・中東事業を縮小する方針を示した。コストを削減し、利益率の高い市場に専念する。
アンゴラ、カメルーン、ガンビア、ヨルダン、レバノン、シエラレオネ、ジンバブエから完全に撤退する。
タンザニアとコートジボワールでも、リテール金融を閉鎖し、法人金融に専念する。
同行は近年、アフリカ・中東地域に多額の投資を行っていた。
今回の事業縮小により、サウジアラビアやエジプトなど急成長している大規模な市場に注力できるとしている。
撤退する市場は、同行の2021年の利益全体の約1%を占めていた。