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KLab Research Memo(4):独自のマーケティング力や海外展開力にも強み

発行済 2017-05-25 15:48
更新済 2017-05-25 16:33
KLab Research Memo(4):独自のマーケティング力や海外展開力にも強み
3656
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■会社概要

(2) 同社の優位性
a) 人気IPをヒットタイトルに結び付ける力
KLab (T:3656)は日本の人気漫画やアニメーションなどをゲーム化し、運用するところに強みがある。
主要タイトルの「スクフェス」や「ブレソル」をはじめ、数々の人気IPを手掛けてきた実績は、有力IPの獲得から、そのIPを生かす企画・開発、さらにはリリース後の運営及びマーケティングにおけるノウハウを蓄積しており、それが同社の強みを支えている。
特に、日本のポップカルチャー(オタク文化)は、アジアや欧米など世界でも人気を高めており、海外展開を進めるうえでも大きなアドバンテージとなっている。
また、人気IPをさらにゲームでヒットさせてきた実績と経験、ネットワークは、自社IPの育成にも生かされている。


b) 独自のマーケティング力
精密なKPI分析や効果測定による効率的な広告宣伝活動を展開するほか、同社ならではのオンライン動画配信※、及びリアルイベントの実施等により、コアとなるユーザー層を囲い込む(ファンコミュニティの醸成)、効果的なマーケティングを展開している。
また、これらの草の根的なユーザー接点(ネットワーク)は、新規タイトルの企画・開発におけるヒントや、リリース後の運用においても大きな支えになるとともに、他社が簡単には真似できない財産となっている。


※国内向けは「KLab Games放送局」、海外向けは「KLabGames Station」。



c) 海外展開力
海外展開力にも強みがある。
現在の海外売上比率は約16%であるが、過去3年間で約3倍に拡大してきた。
特に、「ブレソル」については、多言語化(フランス語版の投入)を図ったことも奏功し、グローバル版が日本版を上回る状況となっている(2016年12月期実績)。
海外でも人気の高い日本のIPを展開する力に加えて、海外向けのオンライン動画配信をはじめ、欧米のリアルイベントにも出展・参加するなど、現地に根差したマーケティング活動を行っていることが背景としてある。
また、Web広告配信の自社運用も開始しており、これらのノウハウの蓄積にも取り組んでいる。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

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