Richard Cowan
[ワシントン 20日 ロイター] - 米下院の超党派議員グループは20日、政府機関閉鎖の回避に向けたつなぎ予算の枠組みを発表した。
議会が速やかに行動しなければ、10月の新年度入りに政府機関が閉鎖に陥る恐れがある。
下院の64議員(民主32人・共和32人)で構成する超党派グループ「プロブレム・ソルバーズ・コーカス」は声明で、2024年1月11日までの臨時財政措置を支持することを決定したと表明。同措置にはバイデン大統領が要求していたウクライナへの新たな緊急資金のほか、国内の自然災害復興支援資金などが含まれる。
分裂している下院で同案が支持を得られるかどうかは不透明。
超党派グループの共同議長を務める民主党のジョシュ・ゴットハイマー議員は「提案は政府の運営を維持し、米国の長期的な財政健全性に対処するもので、財政的に責任のある措置を含んでいる」と述べた。