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米景気後退差し迫っていない、長短金利逆転でも=ブラックロック

発行済 2022-04-09 02:22
更新済 2022-04-09 02:27
© Reuters. 4月8日、資産運用世界最大手ブラックロックは米長短金利の逆転が最近発生したものの、一部投資家による「人為的な圧力」が一因とし、米景気後退(リセッション)は差し迫っていない

[ニューヨーク 8日 ロイター] - 資産運用世界最大手ブラックロックは8日、米長短金利の逆転が最近発生したものの、一部投資家による「人為的な圧力」が一因とし、米景気後退(リセッション)は差し迫っていないという考えを示した。

3月終盤の取引で、2019年以来初めて、米2年債利回りが10年債利回りを上回る「逆イールド」が発生。リセッションの前兆を示唆するかどうかを巡り議論が高まっている。

© Reuters. 4月8日、資産運用世界最大手ブラックロックは米長短金利の逆転が最近発生したものの、一部投資家による「人為的な圧力」が一因とし、米景気後退(リセッション)は差し迫っていないという考えを示した。写真は2021年5月、ニューヨークのマンハッタンで撮影(2022年 ロイター/Carlo Allegri)

ブラックロックの米州iシェアーズ投資戦略責任者のガルギ・チャウドゥリ氏は顧客向けノートで、「過去のイールドカーブ逆転とは異なる多くの要因を確認している」とし、期間が長めの国債利回りが、資金調達環境が改善している年金基金などの投資家によって押し下げられている状況を指摘した。

今週に入り、2・10年債利回り差は拡大し、8日の取引では10年債利回りが2年債を18.8ベーシスポイント(bp)上回っている。

ガルギ・チャウドゥリ氏は、米連邦準備理事会(FRB)による一段とタカ派的なシグナルがイールドカーブのスティープ化に寄与しているとし、「長期金利にはなお小幅上昇する余地が存在する」と述べた。

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