ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

UPDATE1: 東京株式市場・大引け=10日ぶりに小反落、連騰への警戒感で

発行済 2009-07-28 15:56

日経平均<.N225> 日経平均先物9月限<0#2JNI:> 

終値 10087.26(-1.40)   終値 10080 変わらず

寄り付き 10116.89 寄り付き 10120

安値/高値 10049.63─10116.89 安値/高値 10040─10130

出来高(万株) 181508 出来高(単位) 57767

--------------------------------------------------------------------------------

 [東京 28日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は10日ぶりの反落。27日ま

でで9日続伸となり、短期的な過熱感に対する警戒感から弱含みの展開となった。午後2

時半以降に先物でまとまった買いが入り、プラスに転じた場面もあったが、利益確定売り

に押された。ドル/円が1ドル95円から更に円安が進まないことも嫌気されたほか、

グローベックス(シカゴの24時間金融先物取引システム)で米株先物が弱含みで推移

し、今晩の米株反落のリスクも意識されたという。

 半面、大きく下に売り込まれることはなく、1万円を維持して大引けた。

 東証1部騰落数は値上がり569銘柄に対して値下がり994銘柄、変わらずが123

銘柄。東証1部売買代金は1兆2583億円と低調だった。

 きょうの東京市場は、急ピッチの上昇に対する警戒感が台頭した一方、方向感に欠ける

展開となった。みずほ証券エクイティ調査部シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏は、

上を買う材料はない半面、1万円割れではオプション絡みの売りが加速するとの恐怖感も

あるとみている。

 1万円での値固めとなるかについては、慎重な声が少なくない。「これから国内企業決

算のピークとなるのを前に、やはり決算を見極めたいという投資家が多い」(国内証券)

という。市場関係者は「実需の投資家による売買が増えないと、先物の動きによっては下

に振られることも考えられる」(国内投信投資顧問)、「薄商いの相場では、一参加者の

先物売買などで思いのほか大きく振れる場合があるので要注意」(国内投信)と慎重だ。

 格上げリポートでにぎわう大手銀行株以外は見送り商状となった。市場では「銀行株に

エネルギーが集中しており、ハイテク株などは徐々に下落する銘柄が目立ってきた。出遅

れ感のあった銀行株に資金が回ってきたことで循環物色も一巡し、上昇相場もいったん終

わりになるのではないか」(大手証券トレーダー)との声がきかれた。

 ただ、テクニカル面では、移動平均線の5日線、25日線を上回って推移しており、短

期的な強気スタンスに変わりはないという。

 

 業種別では、鉄鋼、不動産、食品、情報・通信、銀行などの上昇が目立った半面、精密

機器、石油・石炭、ゴム製品、電気機器などはさえない。

 個別銘柄では、ソニー<6758.T>、キヤノン<7751.T>などのハイテク株が売られた。

 業績期待などから三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシ

ャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>などの大手銀行株がしっ

かり。トヨタ自動車<7203.T>などの自動車株も買われた。

 JFEホールディングス<5411.T>が年初来高値を更新。28日午後、2010年3月期

の経常利益予想は前年比90%減の400億円と発表した。大幅減益予想だが、トムソン

・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト16人の予測平均値398億円と同水

準になっており、安心感が広がったという。同時に、ゴールドマン・サックス証券は28

日付リポートで、投資見解を「売り」から「買い」に2段階引き上げ、目標株価は

2420円から4270円に上方修正した。

 (ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子記者)

(akiko.ishiwata@thomsonreuters.com; 03-6441-1784; ロイターメッセージング

:akiko.ishiwata.reuters.com@reuters.net)

 ※記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。

 

 *東証の空売りに関する情報は以下のURLをダブルクリックしてご覧ください。

http://www.tse.or.jp/market/data/karauri/index-market.html

http://www.tse.or.jp/market/juran/karauri/index.html

  株式関連指標の索引ページ(日本語表示)

  株式関連指標の索引ページ(英語表示)

 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

  <0#JNI:> 日経225先物

  <0#SSI:> SGX日経225先物

  <0#JTI:> TOPIX先物

  <0#JNI*.OS> 日経225オプション

          東証・大証株券オプションのメニューページ

東証株券オプションの個別メニューページ

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます