■業績動向
1. 2017年6月期通期の業績概要
AMBITION (T:3300)の2017年6月期通期の連結業績は、売上高が前期比48.1%増の14,578百万円、営業利益が同46.1%増の291百万円、経常利益が同37.2%増の268百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同35.9%増の148百万円と大きく業績を伸ばした。
主力のプロパティマネジメント事業におけるサブリース戸数が8,754戸(前期比27.0%増)と順調に伸び、増収に寄与した。
期初から先行して多めに物件を仕入れたために入居率は低く推移してきたが、転居が本格化する第3四半期(1月−3月、新入学・就職時期)に入居率が一気に向上(第3四半期末で93.8%)になったことで業績をけん引した。
また、インベスト事業においては、同社管理物件をバリューアップして売却することが奏功し、利益貢献が大きかった。
費用面では原価が増加した。
販管費は、物件の管理人員、新管理システム投資、広告宣伝費、AIなどへの投資を継続し戦略的に増やしたが(前期比21.8%増)、売上の伸び以下に抑えられ、生産性は上がっている。
結果として、第3四半期までは各利益が減益であったが、第4四半期に一気に追い上げ、前期比で30%以上の増益を達成した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
1. 2017年6月期通期の業績概要
AMBITION (T:3300)の2017年6月期通期の連結業績は、売上高が前期比48.1%増の14,578百万円、営業利益が同46.1%増の291百万円、経常利益が同37.2%増の268百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同35.9%増の148百万円と大きく業績を伸ばした。
主力のプロパティマネジメント事業におけるサブリース戸数が8,754戸(前期比27.0%増)と順調に伸び、増収に寄与した。
期初から先行して多めに物件を仕入れたために入居率は低く推移してきたが、転居が本格化する第3四半期(1月−3月、新入学・就職時期)に入居率が一気に向上(第3四半期末で93.8%)になったことで業績をけん引した。
また、インベスト事業においては、同社管理物件をバリューアップして売却することが奏功し、利益貢献が大きかった。
費用面では原価が増加した。
販管費は、物件の管理人員、新管理システム投資、広告宣伝費、AIなどへの投資を継続し戦略的に増やしたが(前期比21.8%増)、売上の伸び以下に抑えられ、生産性は上がっている。
結果として、第3四半期までは各利益が減益であったが、第4四半期に一気に追い上げ、前期比で30%以上の増益を達成した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)