以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株ファイター」氏（ブログ「株ファイターの株報道」）が執筆したコメントです。 フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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2017年7月3日12時に執筆
各党が国政選挙並みの力を入れた東京都議選が7月2日に投開票され、結果的に小池百合子知事が率いる都民ファーストの会が圧勝と言える議席数を獲得し幕を閉じた。
今回の都議選結果は築地市場移転問題や東京五輪に向けたインフラ整備にも大きな影響を与えるため、関連銘柄は豊富だぞ。
■都民ファースト勝利で豊洲移転問題が解決に向かう
都議選で都民ファーストが勝利を収めたことによって、小池知事が今後政策を進めやすくなったのは言うまでもない。
既に小池氏は築地市場を巡る問題について、「豊洲移転・築地は再開発して活用」との方針を示している。
知事が示した方針が進むこととなれば、築地関連銘柄への資金流入が見込まれる。
また、築地市場から市場機能がなくなるとともに、東京五輪に向けたインフラ整備を進めやすくなるからな。
築地跡地に大規模な駐車場を整備したり、新たな道路を通したりする計画があることから、五輪インフラ整備の恩恵を受ける企業も関連銘柄と言えるぜ。
豊洲移転のほかにも小池知事は電線地中化や駅のホームドア整備に関心が高いことから、これらのビジネスを手掛ける銘柄にも注目したいぜ。
■都民ファーストの会関連銘柄が注目されている理由
今回の都議選は、小池知事の政策が今後推進されるかどうかを見極める重要な選挙となっていた。
このため注目度も高かった。
また、安倍政権に乱れが生じていることもあり、今後の国政がスムーズに進むのかどうかを占う選挙でもあった。
日本の政治情勢が変化すれば株式市場も変調をきたしかねないだけに、今後の都民ファーストの会の動向に要注目だぞ。
また、都議選が終わればいよいよ東京五輪に向けた取り組みが本格化するな。
五輪に向けてはインフラ整備を中心に大規模な事業が予定されているぜ。
築地市場を巡る問題で五輪に関する議論が下火となっていただけに、都議選通過で五輪関連銘柄への資金流入も見込みやすいからな。
関連銘柄には特に注目しておきたい。
■株ファイターオススメの都民ファーストの会関連銘柄
(T:6268)ナブテスコ
同社は駅のホームドアで国内95％のシェアを誇る企業だ。
日本ではホームドア整備が遅れており、乗客の転落事故やそれに伴う列車遅延が今も少なくない。
小池知事はこのホームドア整備への関心が高いため、都内の混雑が激しい駅を中心に都が支援してホームドア整備が進むことが期待されるぜ。
(T:5262)日本ヒューム
同社はコンクリート製品で多彩なラインナップを誇る企業だ。
小池知事が景観改善のために電線地中化を目指しているのは有名な話だ。
電線地中化にはコンクリート製品が不可欠であることから、都議選で小池知事が勝利すれば日本ヒュームのビジネスも拡大が見込まれるぜ。
■一言
都民ファーストの会関連銘柄は小池知事の知名度はもちろん、築地移転問題や東京五輪など国民が高い関心を持つテーマと絡んでいることから注目度が高い。
国政選挙にもつながる都議選だっただけに、今後幅広い関連銘柄にアンテナを張っておきたいところだ。
今回の都民ファーストの会関連銘柄は、今挙げた2つの銘柄のほかに、自身のブログ【株ファイターの株報道】にてさらにいくつか紹介している。
そっちの方もチェックしてみてくれ。
その他にも、話題のテーマ株であるIoT関連、人工知能関連、フィンテック関連、ドローン関連、自動運転関連、TPP関連、バラスト水処理関連、トランプ関連や個人的に注目しているリニア中央新幹線関連、ロボット関連、リチウムイオン電池関連、ZMP関連などの情報を無料で公開しているから、興味があったら【株ファイターの株報道】と検索だ！
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執筆者名：株ファイター
ブログ名：株ファイターの株報道