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「年内か来年初め」のテーパリング検討適切=サンフランシスコ連銀総裁

発行済 2021-07-05 06:26
更新済 2021-07-05 06:27
© Reuters. 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は、「年内もしくは来年初め」にテーパリング(量的緩和の縮小)を検討することが適切との考えを示した(2021年 ロイター/Ann Saphir)

[2日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は、「年内もしくは来年初め」にテーパリング(量的緩和の縮小)を検討することが適切との考えを示した。

ロイターがサンフランシスコ地区連銀から入手したAP通信とのインタビューの内容によると、デイリー総裁は「経済が良い具合に整ってきている」と指摘した。

2日発表された6月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比85万人増と、5月の58万3000人増から伸びが加速し、10カ月ぶりの大幅増となった。

デイリー総裁は、CNNテレビに対し、3カ月平均で現在のペースで雇用が伸びれば、来年末までに危機前の水準に回復する可能性があると指摘した。

同総裁は「きょうの雇用統計はまさしく、順調に推移していることを示す」と述べた。

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