任天堂 (T:7974)
3万円回復後は利益確定の流れが優勢となっているが、支持線に変わっている直近戻り高値水準までの調整により、一巡感が意識されやすい。
来年の米利上げ見通しを受けて円相場は1ドル117円台に乗せ、FOMCのイベント通過によるトランプ物色への期待なども押し目買いを意識させよう。
三井住友 (T:8316)
米FRBは、1年ぶりとなる政策金利の引き上げを全員一致で決定。
同時に、向こう1年に従来予想以上の速さで利上げを実施するとの見通しを示した。
これを受けて足元でやや調整含みだった金融株への資金流入が意識される。
11月半ば以降の上昇によって過熱感が警戒されやすいが、ボリンジャーバンドでは+1σに沿っての上昇であり、+2σは4900円を超えており、買われ過ぎシグナルは出ていない。
週間形状、月足形状の一目均衡表では、雲を明確に上放れており、節目の5000円や昨年の高値水準が中長期的なターゲットとして意識されてくる。
NTT (T:9432)
出遅れ修正の中でここにきて急ピッチのリバウンドをみせている。
週足形状では8月以降、上値を抑えられていた13週、26週線を突破している。
週足の一目均衡表では雲を突破している。
ただし、円相場が1ドル117円台に乗せて推移するなか、輸出関連等へ資金がシフトする可能性もあり、内需系はいったん利食い対象になりそうである。