[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米国時間の原油先物価格は2%超上昇した。イランメディアが、紅海で同国の石油タンカーがミサイル2発による攻撃を受けたと報じたことを受けた。また、米中通商協議への楽観的な見方も寄与した。
清算値は北海ブレント先物 (LCOc1)が1.41ドル(2.4%)高の1バレル=60.51ドル。週間では3.7%上昇した。
米WTI (CLc1)は1.15ドル(2.2%)高の54.70ドル。週間では3.6%上昇した。
イラン国営メディアは、サウジアラビア西部の港湾都市ジッダ沖の紅海で、イラン国営石油(NIOC)が所有する石油タンカーがミサイル2発による攻撃を受けたと報じた。イラン外務省も攻撃を確認した。紅海と湾岸地域では石油タンカーへの攻撃など事件が続いており、サウジとイランの対立がさらに悪化する可能性がある。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20191011T203300+0000