[11日 ロイター] - ゼネラル・エレクトリック(GE) (N:GE)傘下の米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表した10月11日までの週の国内石油掘削リグ稼働数は前週比2基増の712基となった。増加は8週間ぶり。
前年同期の稼動数は869基だった。
ただ、独立系探査・生産(E&P)会社が増産より利益の伸びを重視し、設備投資を削減する中、リグ稼動数は過去最長の10カ月にわたり減少が続いている。
こうした中、油田サービス大手ハリバートン (N:HAL)は9日、コロラド、ワイオミング、ニューメキシコ、ノースダコタの各州合計で650人を削減すると発表した。[nL3N26U4AQ]
米金融サービス会社コーエンによると、同社が調査するE&P会社の今年の設備投資額は、前年比で5%減少する見通し。石油メジャーの投資が約16%増加する一方、独立系石油会社の投資は約11%減少する見込みという。
コーエンによると、同社が調査するE&P会社全体では19年の投資計画は約805億ドル。18年は846億ドルだった。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20191014T000947+0000