[横浜 2日 ロイター] - ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会は2日、横浜で決勝を行い、南アフリカがイングランドに32─12で快勝。ニュージーランドと並ぶ、W杯最多3回目の優勝を果たした。イングランドが準優勝に終わったのは3回目。
南アフリカは前半に12─6とリード。後半もペナルティキックで得点を重ねた後、マカゾレ・マピンピとチェスリン・コルビのトライでイングランドを突き放した。
南アフリカの主将シヤ・コリシは「われわれは自分たちのためではなく、母国の人々のためにプレーしていると監督から言われた。南アフリカの人間として誇らしい」とし、「みんなで一緒に努力すれば何事も成し遂げられる」と喜びを表現した。
イングランドのエディー・ジョーンズ監督は「素晴らしいW杯だった」とコメント。「参加できて光栄だった」としながらも、「世界最強チームになれなくて残念だ。銀メダルは金メダルほどよくない」と述べた。