[ドバイ 2日 ロイター] - イラン革命防衛隊のサラミ司令官は2日、同国は戦争に向かっているわけではないものの、いかなる衝突も恐れないと表明した。タスニム通信が報じた。
司令官は「わが国は戦争に向かっていないが、いかなる戦争も恐れない。米国に言っておきたいが、口の利き方には気をつけろ。わが国は何回でもやつらを破壊する力を持っており、心配無用だ」と述べた。
エスパー米国防長官は2日、イランとの関係を巡って「状況は一変した」と明言した上で、場合によってはイランへの先制攻撃を余儀なくされる恐れもあると警告した。
またトランプ大統領は昨年末に「米国の施設で死者が出たり被害が発生した場合、イランはその一切の責任を問われ、非常に高い代償を支払うことになる!これは警告ではなく脅迫だ」とツイート。ただ記者団からイランとの戦争に発展する可能性を問われると、「いや、平和を望んでいる」と答えた。 2020-01-02T221944Z_1_LYNXMPEG0116L_RTROPTP_1_IRAN-GASOLINE-PROTESTS.JPG