
[8日 ロイター] - サウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)は、欧州の石油大手4社の株式約10億ドル相当を取得した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が8日、関係筋の情報として報じた。
4社はノルウェーのエクイノール (OL:EQNR)、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェル (L:RDSa)、仏トタル (PA:TOTF)、イタリアのENI (MI:ENI)。
WSJによると、PIFは前週、原油価格が急上昇した頃の数日間に、エクイノールの株式およそ2億ドル相当を取得した。他の3社についてはそれぞれの取得額は不明だが、4社分を合わせると約10億ドル相当だとしている。
サウジ当局者はWSJに対し、「PIFは市場で再び活発になっている。今後同様の案件があっても意外ではない」と述べたという。
WSJの報道について、各企業のコメントは得られていない。
脱石油依存を目指すサウジのムハンマド皇太子は、経済の多様化に向けてPIFを通じて国内外で投資を拡大している。
PIFの運用資産は3000億ドルを超え、配車大手ウーバー・テクノロジーズ (N:UBER)などの株式を保有。ソフトバンクグループ (T:9984)傘下の「ビジョン・ファンド」にも450億ドルを出資している。
またPIFは6日、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けているクルーズ船運航会社カーニバル (N:CCL)の株式8.2%を取得したことを明らかにしている。
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