[13日 ロイター] - 米石油大手エクソンモービル (N:XOM)と英・オランダ系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェル (L:RDSa)は13日、米メキシコ湾の深海油田から伸びるパイプラインで原油漏れが起こり、2つの油田で生産を停止したと発表した。
エクソンのフーバー・オフショア・オイル・パイプライン・システム(HOOPS)では、海面下部分からの原油漏れが確認され、シェルは9日にペルディド深海油田(生産能力は日量10万バレル)の生産活動を休止。エクソンもフーバー油田からの生産を停止した。
シェルのスポークスマンは、HOOPSは復旧作業のため稼働を停止していると述べた。 HOOPSは全長246キロ。メキシコ湾の複数の深海油田からの原油をクインタナ・ターミナル(テキサス州)に輸送している。